映画 貞子DX 感想
今回は、映画 貞子DX の感想です。
今作の脚本が「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダーゼロワン」「仮面ライダーギーツ」の高橋悠也と会ったので興味があり見ました。
・あらすじ
「呪いのビデオ」を見た人が24時間以内に死ぬという事件が発生。
IQ200の天才大学院生 一条文華はテレビ番組で共演したKenshinから事件の解決を挑まれる。呪いが拡散すれば世界は滅びるといったKenshinに文華は呪いなどない、と否定的な意見をぶつける。しかし興味本位でビデオを見てしまった妹から電話があり…。
・スタッフ&キャスト
一条文華 演:小芝風花
前田王司 演:川村壱馬
感電ロイド 演:黒羽麻璃央
Kenshin 演:池内博之
一条文華 演:八木優希
・ネタバレ
IQ200もの頭脳を持つ大学院生兼タレントの一条文華がバラエティ番組に出演しそこで有名な霊ケンシンとともに心霊現象について語っています。そこで呪いのビデオの話題になって、呪いはあるという霊媒師と呪いはないという女子大生の討論が始まります。
番組が終わり女子大生は霊媒師に呪いのビデオのコピーを渡され、呪いを科学的に解明してくれと言われます。
20時、自称占い師の前田王司は呪いのビデオを見た女の子を救おうと、スマホのカメラで撮影し証拠を残そうとします。そこで女の子が、何でここにいるの⁉と何もない空間に向かって言ってそのまま何かに首を絞められるような様子でそのままなくなりました。
帰宅後、母の千恵子と妹の双葉に「呪いのビデオ」の話をすると、亡き父親が使っていたビデオデッキを持ってきました。
そして22時妹がビデオを再生すると井戸の映像が流れそこから何者かが昇っていく様子が映し出されました。そして井戸から出ると家の近くが映し出されました。家の外を見てみるとそこには神の長い白い服を着た何かがたっており、双葉を見つめていました。
翌日、文華のもとに双葉から連絡がありました。窓から白い服を着た静岡のおじさんがこっちを見かけている、といわれました。静岡のおじさんは今足を悪くしていて来れるわけがないと否定しますが、どうやら周りの人には見えないらしく、双葉の怖がりようから、霊媒師ケンシンのもとを訪ねることにしました。
事務所につくも、予約をしていないということで秘書の人から門前払いを受ける文華、取り付く島もなく追い出されまたの機会にしようと帰ろうとしたところ、男の声が聞こえました。その男は、もうおしまいだ、とケンシンの事務所の2階から飛び込もうとしていましたが文華がそこから遭落ちても死ぬ確率は低いとマジレスをぶつけたところ男は冷静さを取り戻し怖気図いていたところを抑えられました。
話を聞くと、男ー前田王司は「呪いのビデオ」を見て殺されると怯えている女性を守ってあげようとビデオを見たようです。ですが、女性は死に、自分も呪いで殺されるんだ、とパニックになり先ほどのようになりました。
ケンシンは呪いのビデオの呪いを解く、と文華と王司、秘書にケンシンの4人で「呪いのビデオ」を再生し儀式を実行します。
ビデオには井戸を上る映像が流れ、事務所の近くが映し出されました。ケンシンは解呪に成功したといいますが、二人には24時間というタイムリミットが発生しました。
帰りに喫茶店に寄った二人は呪いの正体について考えていました。文華がこれまでの情報と掛け合わせて考えた結果、呪いの正体がウイルスであり白い服の貞子は幻覚症状によるものであると考えます。ですが、それではウイルスの目的である繁殖と24時間に死ぬというタイムリミットで不自然に思います。
ビデオを解析するために王司の家に寄った文華は自身のフォロワーである「感電ロイド」からのビデオ通話が来てそこで呪いの解析を促します。感電ロイドは二人で見たことによる呪いの分散が起こり抗体ができたのだと考え、母と妹にまたビデオを見るように促します。
22時に叔父の姿から友人の姿に変わり双葉を追ってきた貞子、家に戻りカギをかけても上からワープしてきて障害物など意味がない様子。そんな時姉から連絡がありビデオを見て間一髪で回避することができました。
感電ロイドはビデオを売りさばいた犯人を見つけるべきだと言って、文華はビデオの流出したサイトを調べるとそこにはケンシンの家紋と似たマークがありました。
文華と王司がケンシンにこのことを問い詰めると、ケンシンはあっさりと認めエンターテイメントのためと語ります。ですが、次の瞬間ケンシンの前に貞子が現れ上出謙信の首をからめとり井戸の幻に引きずりこんでケンシンは亡くなりました。
警察の事情聴衆から解放され文華は自分の考えが間違っていたことにより改めて考え直していると文華と王司二人の前に貞子が現れました。
文華の間違っていた理論をSNS投下し多くの人に拡散された結果、呪いのビデオを見た人が爆発的に増えてしまいます。食い止める方法を探るためケンシンが呪いのビデオをダビングしたであろう「天流神社」に向かいました。
二人は神社につくと手掛かりがないか神社の中へ入っていきました。そこには先回りした感電ロイドがいました。
手掛かりが少ない状態でタイムリミットが近づき貞子が迫ってきています。感電ロイドが体が弱く定期的に薬を飲んでいる様子をみて、ケンシンと自分たちの違いを考えます。
文華は王司に最初に観たとき彼女は見ていたかを聞くと怖がってみていなかったと答えます。その言葉で確信を得て急いでビデオの準備に取り掛かります。
途中できた双葉と智恵子も加わってビデをを見れるようにし、ビデオを見ると四人が貞子の髪に引っ張られて井戸に落ちそうになっているのをぎりぎりまで耐え井戸に堕とされる寸前で生き残ることができました。
呪いのビデオの解決方法とは「24時間以内にビデオを見る」ということでした。
SNSで解決策が投稿され呪いのビデオを毎日見るようになりました。
最後に貞子が井戸を登り映画館に出て観客たちが悲鳴を上げ逃げ出して終わりました。
・感想
今回は、貞子シリーズの最新作です。いやぁ、この映画を見てはじめに思ったことがキャラが濃い、でした。ヒロインのマジレスや、王司のナルシストな発言、そしてKenshinのいかにもな胡散臭い霊媒師感が印象に残っています。この作品を見る前は貞子は井戸から出てくる女幽霊程度の知識しかありませんでしたが、この作品は、ホラーというよりもミステリーのようなエンタメに仕上がっています。
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