映画 渇きと偽り 感想

 今回は、ジェイン・ハーパーの同名小説が原作の映画 渇きと偽り の感想です。

 

・あらすじ

メルボルンの連邦警察官アーロン・フォークは旧友であるルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに故郷へ帰ってきた。自らの命を絶つ前に自信の妻と子供を殺したとされるルークは、10年以上も干ばつが続き、凶器に襲われたこの土地の犠牲者だと思われていた。気が進まないながらも、町にとどまって操作を行うことにしたフォークは、自身の古傷となっている、当時17歳のエリーディーコンの死に向き合うことになる。フォークは数十年も離れて起こった2つの犯罪はつながっているのではないかと疑う。ルークの無実だけでなく、自身の無罪を証明すべく奔走するフォークは、彼に向けられた偏見や、怯えた住人たちが抱える鬱屈とした怒りと戦うことになる。果たしてルークは本当に家族を殺したのか━。そして過去の未解決事件の犠牲者エリーの死の真相とは━━?

 

・スタッフ&キャスト

 

アーロンフォーク 演:エリック・バナ

 

レイコ― 演:キーア・オドネル

 

グレッチェン 演:ジュネヴィーヴ・オーライリー

 

ホイットラム 演:ジョン・ポルソン

 

監督

ロバート・コノリー

 

・感想


www.youtube.com

主人公フォークは生まれ故郷に戻っていました。しかし、ただの里帰りというわけではなく、旧友のルークとその家族の葬式に出ていました。そして葬式では、学生時代の友人であるグレッチェンと出会い軽く話をします。グレッチェンには子供がいて今回の葬式のルークの子供のビリーと同級生でどうしたらいいのか、と

送別会のとき、グラントという男ががこいつは人殺しだといいます。

そして、途中で葬式を抜け、車に戻るフォーク、そのまま車で移動し、その先は今は干上がっていますが、過去には川がありそこでエリーという少女を亡くした忘れたい記憶のある場所でした。

そして、フォークはルークの両親のもとに訪れます、そこでルークが無罪であると証明してほしい、といわれました。そこで、帳簿を確認したら帰る、と言って地元の警察のもとへ向かいました。

町の巡査のグレッグ・レイコ―に会い、帳簿を見てもらいます。グレッグは今回の事件で殺人事件を初めて扱ったらしく、辛そうなようでした。

次にルークの妻カレンが勤務していた学校に訪れます。そこで校長のスコット・ホイットラムに聞き込みをしますが、何も情報を得られませんでした。

フォークはグレッグにさきほどは何をしていたのかを聞くとルークの家に会った銃と現場に残っていた3発は違う銃だといいます。

次に向かったのはルークの死体発見現場である干上がった湖そこにはまだ飛び散った血が残っています。そこで、ルークと死亡する前に最後にあった人物のジェイミーに話を聞くとウサギ狩りをしていたといいました。


www.youtube.com

ルークの妻カレンの所持品から「GRANT」と書かれた紙が出てきました。そのことをグラントに告げると、俺をうたげっているのか、と逆上します。

その後も他の容疑者に話を聞きますが、自分が疑われていることにいい気分はするはずもなく、全員が拒絶の態度をとります。さらにはグレッグに非番の連邦警察が勝手に捜査をしているといわれもうこの町から出て行ってくれと言われます。

そうして、グレッチェンと話した次の日の早朝、フォークは足音を立てずにグレッチェンの家に入り、書類を持ち出します。すると、そこで「GRANT」がグラントではなく補助金のことであると突き止めたフォークは、校長のもとへ向かいますが、すでに校長は逃げていました。校長はスロット狂いで借金もあり補助金の7万を手にするため、ルーク負債を殺害しました。そしてそれを告げた校長は乾燥した森にガソリンをまき焼身自殺を図ります。ですがそんなことをしたら近くの学校にまで燃え広がります。そうこうしているうちに校長が火をつけそれを食い止めるためにフォークとグレッグは好調を止めます。

次に目覚めたときは病院のベッドの上でした。フォークはルークの無罪を証明し、両親に感謝されます。

事件も解決し、エリートの思い出の場所に訪れるフォークですが、思い出の大きな岩の陰に何かがありました。エリーのバッグです中には日記が書いており、彼女が父親に虐待を受けられていたことが書かれていました。そこで父はエリーと呼ばず、別れた母親の名前を呼びます。ここで、作中でエリーの父が出てきていましたが彼は一度も名前を呼ばず、娘と呼んでいました。あんのじじいフォークのこと人殺しだのなんだの言っておいて罪な擦り付けようとしてたのかよ、と心の中で毒づいていました。

 

今作は、派手なアクションはなく、地味ですがコツコツと証拠を集め謎を解いていくミステリーです。ミステリーを求めている人にはお勧めです。個人的にはフォークの止まっていたホテルの管理人が、作中の重い雰囲気の中で癒しでした。

 

コメント

このブログの人気の投稿

映画 ブラック・パンサー 感想

映画 夏へのトンネル、さよならの出口 感想

映画 ヘルドッグス 感想