映画 ブレット・トレイン 感想
今回は、伊坂幸太郎の小説が原作のデヴィッド・リーチ監督の「ブレット・トレイン」の感想です。
・あらすじ
ある日、殺し屋のレディバグは謎の女性から電車内にあるブリーフケースを奪取してくるよう依頼をされる。レディバグは乗り気ではないが、奪っておりだけの簡単な依頼だといわれ電車へと乗り揉む、しかし、彼の悪運によってただで済むはずもなく....
・登場人物
レディバグ 演:ブラッド・ピット/声:堀内賢雄
世界一運の悪い殺し屋。依頼の際にはいつも無関係な人が何らかの原因で近くで死ぬ。毎回なのでセラピーを受けていたが、久々の復帰でブリーフケースを奪う簡単な仕事を受ける。
プリンス 演:ジョーイ・キング/声:山本舞香
外見は普通の学生だが、狡猾で悪魔のような性格をしており、ある目的のために登場人物たちを手玉に取る。
タンジェリン 演:アーロン・テイラー=ジョンソン/声:津田健次郎
レモンとコンビを組んでいる殺し屋。クールで凄腕だが、レモンとの掛け合いでどこか愛嬌があるところが見られる
レモン 演:ブライアン・タイリー・ヘンリー/声:関智一
タンジェリンとコンビの殺し屋。きかんしゃトーマスの愛好家で作中でも色々と引用している。レディバグと因縁があるが、本人は覚えていない。
ウルフ 演:バッド・バニー/声:木村昴
メキシコでナンバーワンの殺し屋。結婚式で自摸を殺されており、その相手が舞台の電車に乗っているのを知って乗り込む。
・感想
主人公であるレディバグは代打としてブリーフケースを運ぶ仕事を請け負った。指令を出した女は簡単な仕事なんだからそんな気にするなというが、本人は気に病んでセラピーに通うほどです。そして電車に乗り込みブリーフケースを難なくゲット、あとは駅に降りるだけ、といったところで明らかにやばい男ウルフと出会います。ウルフに襲われ何が何だかわからないレディバグ、このシーンを予告で見たときライバルとかしつこい敵みたいな感じかなーと思っていたのですが、投げたナイフが跳ね返り心臓に突き刺さってそのままお亡くなりに、正直、え?となってしまいました。いやはや過ぎない?と
そして、個人的に良かった点は作中に出てきたアイテムに意味があったことです。「ペイチェック」を思い出しましたが、意味ありげに出てきたアイテムが何かしらの意味を持っていたのには驚きました。そして、作中のキャラクターが魅力的なところがあったことです主人公のレディバグをはじめとしたキャラクターが愛着を持てるようなびょぷ者がされています。はじめは電車内で行われる群像劇でしたが、話が進むにつれて、キャラクターが関わり合い、一つの物語へとつながっていきます。あと、伏線もきれいに回収されていました。あ、そこにつながるのか!と最後にはなりました。それと、コロナウイルスの影響もありますが、洋画によくある外国人の考えたトンチキ日本も個人的には楽しめました。そういったところがいい!という人は是非見てください。
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