映画 チケット・トゥ・パラダイス 感想

 今回は、映画 チケット・トゥ・パラダイス の感想です。

・あらすじ

デヴィッドとジョージアは20年前に離婚した、元夫婦。必要に迫られてあっても、いがみ合いばかりしている。

愛娘リリーがロースクールを卒業し、旅行へバリ島へ飛んだ数日後、「現地の彼と結婚する」という連絡を受けて二人は急遽南国の島へ。

弁護士になる将来を捨ててあったばかりの男と結婚なんて…自分たちが犯した過ちを繰り返したほしくない!と、二人の婚約阻止ミッションを始動する。

果たして彼らは娘の結婚を止められるのか?!

(公式HPより)


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・スタッフ&キャスト

デヴィッド 演:ジョージ・クルーニー

ジョージア 演:ジュリア・ロバーツ

リリー 演:ケイトリン・デヴァ―

グデ 演:マキシム・ブティエ

ポール 演:リュカ・ブラヴォー

レン 演:ビリー・ロード

監督:オル・パーカー

・ネタバレと感想

 

物語は、離婚した元夫婦デヴィッドとジョージアの娘リリーがロウスクールを卒業するところから始まります。二人は、卒業した娘を見て褒めちぎります。そしてリリーが親友のレンとバリ島に卒業旅行に出かけます。そして、娘が見えなくなってからは、さっきまでの態度とは一変して互いにいないものとしているような態度でわかれます。

旅行先で海を楽しむリリーたちですが海に夢中で船に置いていかれます。岸から遠く離れていますが、背に腹は代えられないと泳いで戻ろうとします、すると近くにボートがやってきて、気づいてもらえるように必死にアピールをします。通じたのかボートが着て二人は助けられます、そしてそのボートに乗っていた男性―グデにリリーは一目惚れします。


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互いの生活に戻った元夫婦のもとに娘からメッセージが届きます、それを夫のデヴィっとがジョージアに連絡します。二人は良好な関係ではなくジョージアは電話に出るなり最初に嫌味を吐きます、デヴィッドにメールを見るように言われるとそこにはバリ島で結婚式を挙げると娘からのメッセージが、すぐさま二人はバリ島行きの飛行機に乗り結婚を何とか破談にしようとします。

飛行機に乗ったデヴィッドは席に着くと老淑女が隣の席に座りました。とにかくその老淑女はデヴィッドに話しかけます。さすがにうっとおしく思ったのかイタリア人のふりをして、会話をキャンセルします。そこにジョージアが現れ、偶然隣の席になります。キャビンアテンダントに席を変えてもらおうとしますが、あいにく席が空いていない、といわれ、しぶしぶ座りました。

離陸後は、機内で機長のポールとジョージアがいちゃついていました、二人は離婚後に付き合い始めていたようです。酒を飲みに来たポールは、嫌味を言います「機長がこんなところにいていいのか?」「問題ないさ」ポールが自信満々に言うと機体が乱気流に入り激しく揺れます。すぐに治るとポールは言いますが、収まる気配はなくポールは急いで操縦室に戻り、ジョージアとデヴィッドは席に戻りました。

無事飛行機は空港につき、船でバリ島に向かいます。船内でとにかく仲がいいように見せるよう打ち合わせをします。そして、別れさせるために「結婚に賛成している風を装って二人を別れさせる」作戦を立てます。

島につき、二人は娘に会います。親友のレンと婚約者のグデもいました。二人は計画通りに友好的な雰囲気で接しますがリリーは少し怪しんでいる様子。

現地の車でグデの家に向かいますが、傾斜がひどく通れないため途中で降ろされてしまいます。グデはバイクにジョージアを乗せていき、デヴィッドはリリーと一緒に徒歩で向かいます。


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村につきグデの両親と会います。デヴィッドはグデの父に現地語で「ナイフは持っていないか」と聞き、何のために使うのかを聞くと、現地語「ナイフで互いの腕を切り相手と自分の血をこすりつけるのが習慣だ」といわれデヴィッドはぎょっとしますが、すぐにグデの父は笑い冗談だとわかりました。

デヴィッドはグデと話をしました。グデがやっている回想の養殖は前までは日本が主流だったが、今は世界中に輸出をしている、と語ります。そしてデヴィッドは作戦を決行、デヴィッドに結婚すると苦労する、子供ができて離婚して国に帰ったら厄介だなど将来に不安をもたらす話を振ります。

ジョージアは、グデの父に現地語で「美しい、馬のようだ」といわれ、聞き間違いか?と思い聞き直したところやはり「馬のようだ」と返されました。ここで思ったのですが馬がバリ島では誉め言葉なのでしょうか?

デヴィッドとジョージアは部屋に案内されると部屋が向かいあっていました。デヴィッドは眠れず、バーで酒を飲んでいると娘の親友のレンが現れました。デヴィッドは酔いが回ったのかレンに自分が結婚をして失敗したことやジョージアとの出会いや結婚のことを話します。

翌日デヴィッドとジョージアの二人は儀式として結婚式前に指輪を渡すことを知り、その指輪を持っているのが渡す役割の少女クトゥであることが分かり指輪をこっそり盗む作戦を思いつきます、話し合いの末、ジョージアが行うことになり、見事成功します。

指輪を渡す儀式の際、クトゥが指輪がない、といってデヴィッドとジョージアを除くその場にいた全員が紛失したことに気づきます。仕方がないので式は後日することになりました。ですが、グデだけは、気づいた様子で二人を見ていました。

デヴィッド、ジョージア、リリー、グデ、レンの5人はボートで海に出ます、ジョージアとリリーは先に海に入ったグデに乗じて飛び込みますが、デヴィッドは及び腰、みんなから言われやってやると言わんばかりの勢いで海に飛び込みます。サメじゃないよな?というデヴィッドの不安にみんなは笑いそんなわけないと否定しますが、そこにいるかがデヴィッドの股間めがけて甘噛みをしてきました。

陸に戻り、グデはデヴィッドに指輪を返してくれ、と頼みますがデヴィッドは知らぬふりをしてすっとぼけていました。

デヴィッドとジョージアはグデは好青年でリリーとの仲も良好なのになぜ反対するのかを話します。ジョージアは卒業後によその仕事が決まっていたのにもかかわらず結婚し、仕事をあきらめたことを後悔していたので娘にそのようなことが起こってほしくないという親心でした。

リリーはグデのことを理解しようとしてもらおうと二人を海藻の収穫を手伝ってもらうことにしました。そしてだんだんと自分の方が多くなったと競争を始め、遠くから見ていたぐでは「盛り上がっている」笑ってといいました。

午後にグデの犬歯を削る儀式があり、犬歯を削ると野性的な粗っぽさを堕とし夫婦が円満に過ごせるという意味があるそうです。その儀式を見て、新しい指輪ができたことを知ります。

儀式の後、歯を削られた痛みが残っているグデにデヴィッドとジョージアは酒飲み対決をします。ルールはピンポン玉を投げ入ったコップの酒を飲みそれをギブアップまで繰り返すというものでした。勝負に乗りに乗った二人はDJに世代の曲をかけてもらってダンスを踊り、娘に恥ずかしいからやめてといわれても踊り続けました。


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翌朝、デヴィッドとジョージアが同じベッドで寝ていました。そこにポールがサプライズでチャイムを鳴らし、二人は急いで服装を整えます。途中でデヴィッドが下を吐いていなかったのでジョージアのヨガのパンツを代わりにはきました。

結婚式前日、グデはデヴィッドたちに「ぺニア等の夕焼けの景色」を見せたいといいますが、デヴィッドがタナロット寺院に行きたいと言って強引に決めます、実はタナロット寺院は「結婚前のカップルが行くと別れる」というジンクスがありグデは嫌がります。

タナロット寺院に来たポールとジョージア、ジョージアは二日酔いで苦しんでいる状態でポールからサプライズのプロポーズをします。申し訳ないと思ったジョージアはデヴィッドと同じ部屋で寝ていたことを告白します。ポールは「わかってた、男がヨガのパンツなんてはくわけがない」といって、何もなかったというジョージアを信用します。途中でポールがろれつが回らなくなり、見るとウミヘビに噛まれていました。ジョージアはポールから毒を抜き取り急いで病院に連れていき事なきを得ました。

病室の外でリリーとデヴィッドにジョージアがポールに告白されたというと、リリーはサプライズとか、今は良いけど2,3年で飽きてイラっとしてくるからやめた方がいいと反対します。

グデたちは、デヴィッドを連れて、ペニダ島の夕焼けを見せに行きます。ジョージアはついていくといったポールに睡眠薬を飲ませ病室においっていきます。

島に着くと、美しい夕焼けを見ていたところ、ボートが流されているのが見えました。帰る手段がなくなってしまい、森の中でサバイバルをすることになりました。ジョージアと璃々は火をつける役割でしたがライターを探していると、鞄から指輪が出てきてリリーは問い詰めます、二人は自分たちの結婚に反対だった、そして、グデも1年後、10年後に幸せにできるか不安になり気づいていたのに黙っていたことについてそれを聞いたリリーは起こって走り去ってしまいます。

リリーとグデが去った後で二人は話し合います。結婚するときに勝った湖のそばの土地がいまだに手放せないこと結婚していた時のことなど、そして、ジョージアとデヴィッドは熱い口づけをしようとしますが、ムードに流されてはいけない、とキャンセル。

翌朝、島に、観光客がやってきてそれに同乗して帰れることになりました。


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ホテルに戻り、従業員にタキシードが渡されます。結婚式は再開され、もう止めることはできませんでした。

ポールはジョージアに二度目のプロポーズをします、ですが、サプライズやジョージア自身の気持ちもあって、断られてしまいます。

結婚式にて、リリーとグデは、「マットにナイフを指すことで結婚が成立する」という段階で、グデはさすのを止め、「まだ、リリーのご両親から祝福をされていない」とデヴィッドとジョージアに向かって言いました。デヴィッドは「もう祝福している、二人ともお幸せに」と返します。そして、グデがマットにナイフを突き刺し、結婚は成立しました。

結婚式が終わり、帰りの船が来ました。幸せそうな娘を見たデヴィッドとジョージアは島の土地柄が気に入り、デヴィッドが「いつか住みたい」とジョージアに言うと「望みを先延ばし?」と聞き、デヴィッドはジョージアの手を取り、船から飛び出しました。

 

感想としては、こういうハッピーエンドもいいものですね。メインの掛け合いもテンポよく明るい雰囲気なっており、ところどころ、クスっと来る描写など、退屈と思う人もいるかもしれませんが、こういう作品もいいものですね。

マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー(吹替版)

 

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